ここ数年人気急上昇中のソロキャンプ。興味はあっても「道具は何を揃えればいいのかわからない」「アウトドア用品はお金がかかりそう」と躊躇されている方のために、これさえあればキャンプができるという、定番装備&アイテムについて5万円以内をテーマに一挙にご紹介します。
- テント
- ペグ
- ペグハンマー
- 寝袋(秋冬用)
- 寝袋(春・夏)
- マット
- ローテーブル
- テーブル
- 椅子
- ランタン
- 焚き火台
- バーナー
- クッカー
- シェラカップ
- 炭火グリル
- カトラリー
- まな板
- ナイフ
- クーラーボックス
- 保冷剤
- その他100均で買うもの
- まとめ
テント
約 5000円
キャンプにおいてテントは最重要のように思われるかもしれませんが、テント内で過ごす時間というのは基本寝るときだけです。テントにお金をかけるよりもその他のアイテムに投資した方が快適さはアップします。登山や雪山といった特殊な環境でなければ、最初は高機能(軽量など)にこだわらなくてOK。ただし雨が浸みてくるのは最悪の状況となりますので、耐水圧が少なくとも1000mm以上のものを選びましょう。
ペグ
約 2500円
テントに付属しているペグはほとんどの場合非常に軟弱です。硬い地面だと刺さらず、無理に入れようとすると曲がってしまいます。テントが不安定だと風が強い日は飛ばされる危険もありますし、夜も不安で眠れない原因になります。鍛造ペグは持っておいた方が安全です。
ペグハンマー
約1500円
ハンマーは正直100均やホームセンターの金槌でもOKです。ただしテント用のハンマーはペグを抜くための引っ掛けが付いていて 、撤収次に非常に楽になります。価格も高くないので持っておくと良いでしょう。
寝袋(秋冬用)
約 2500円
寝袋は、価格と快適性がはっきり比例します。①暖かさ②軽さ③通気性④撥水性 が全く違います。やはりダウンの寝袋は化繊に比べて暖かい分、軽く質量が少なくて済みます。つまりコンパクトです。また最近は伸縮性のある素材のものもあります。しかしキャンプデビューにおいては、車で移動する限りはまずは安いもので十分です。結局寝袋だけでは寒い時は寒いので、家の毛布などを持ち込んだり、コット(簡易ベッド)を購入した方が寒さ対策として効果的です。
寝袋(春・夏)
約 2000円
春夏も、キャンプ場の夜はそれなりに冷えます。寝袋は持っていくべきでしょう。このネイチャーハイクというブランドは中国製ですが、非常にお手頃ですし、何より超コンパクトでおすすめです。車中泊の掛け布団としても使えます。
マット
約 2000円
寝袋の下に敷くマットの有無により、寝るときの快適性や暖かさが全く違います。空気を入れるタイプのマットもありますが、撤収時に空気を抜くのに手間取るためこちらのほうがおすすめです。
ローテーブル
約 1500円
食事の準備をしたり、飲み物やランタンを置いたりするのにテーブルは必須です。このキャプテンスタッグのローテーブルは玄人キャンパーでも愛用者の多い定番中の定番です。
テーブル
約 2000円
荷物を最小限にしたいならローテーブルだけでもOKですが、もう一つ高さのあるテーブルがあると便利です。ローテーブルで煮炊きをして、こちらでは食事や飲み物をおくなど使用を分けることで快適に過ごせます。
椅子
約 2500円
このタイプの椅子は軽量かつコンパクトでおすすめです。本家のヘリノックス製になると5倍以上の値段になりますので、まずは安いものでもOK。ソロキャンプにおいて自分で食事の支度をしたり焚き火をしたりという場面では肘掛がないタイプの方が動きやすいです。
ランタン
約 2500円
ベストセラー商品。灯りはこれ一つあればとりあえずOK。USB充電式でモバイルバッテリーにもなります。なにより灯りが暖色系で柔らかいので雰囲気がよいです。外にいる時はテーブルの上に。トイレなどにときは手持ちもでき、テントの中ではフックに吊るすことができます。
焚き火台
約 2000円
焚き火がキャンプの目的の方も多くいます。火を起こし、薪を焼べ、暖をとる。その行為自体が落ち着いた時間をもたらしてくれます。まずはコンパクトで安いこのタイプが良いでしょう。メッシュ素材なので空気の循環が良いのがメリットです。ただし、灰が下に落ちてしまうので、地面が芝生の場合は燃えにくい布やトレーを100均で購入し下におきましょう。
バーナー
約 4500円
炭火や焚き火での調理も醍醐味ですが、やはりバーナーが一つあると便利です。アウトドア用のバーナーは専用のガス缶(OD缶)対応のものが多いのですが、このイワタニの商品はCB缶を使えるので安価に使用できます。
参考:
クッカー
約 3500円
こちらも玄人キャンパー愛用の定番。これさえあればとりあえず食事を作るのにはこまりません。上蓋は皿にもフライパンにもなります。クッカーは、ステンレスのものは焦げ付きやすく、テフロン加工のものはいずれ剥げてしまいますし、チタン製は軽いですが熱伝導が悪いです。アルミ製のものをおすすめします。
シェラカップ
約 1000円
上記のクッカーだけでもなんとかなりますが、食事の際、シェラカップがあると便利です。タレや醤油を入れる小皿にも使えますし、コーヒーを飲むにも重宝します。そのままバーナーにかけて温めることができます。
炭火グリル
約 2500円
焼き鳥をしたり肉を焼いたり、つまみを炭火でちょこちょこ味わう時間のために 炭火グリルがあると良いです。この商品は畳めば非常にコンパクトになり、サイズ的にもソロキャンプに最適です。
カトラリー
約 1000円
箸、スプーン、フォークは正直100均で十分ですが、こちらはセットでコンパクトになりますのでバッグに入れておけば安心です。
まな板
約 1500円
まな板も調理だけなら100円均のものでOKですが、このタイプが便利なのはフチが付いているので食材が落ちにくいのと、取っ手がついているのでそのまま食べることができて便利です。何より木の風合いが雰囲気作りにGOODです。
ナイフ
約 2500円
キャンプにおいてナイフは必需品。調理だけでなく、焚き火の際に木を削ったり、食材を袋から出したり、ロープを切ったりなど活用頻度は高いです。このモーラナイフはキャンパーの定番であると同時に非常にコスパが高く丈夫なのでおすすめです。
クーラーボックス
約 1000円
クーラーボックスも価格帯はピンキリですが、一泊二日程度であれば安いもので問題ありません。ハードタイプは丈夫で椅子になったり便利な点もありますが、ソフトタイプでも保冷力に大きな差はありませんし、何しろ安価で収納時は畳んで置けるので便利です。
保冷剤
約 1000円
こちらもキャンパー御用達の一品。他のものとは保冷力が違います。
その他100均で買うもの
・着火剤
・ライター(ターボ式で先端が長いものがベスト)
・木炭
・ウェットティッシュ
・キンチンペーパー
・トイレットペーパー
まとめ
いかがでしょうか?もっと安いものもありますが、ある程度評価の高い商品を選びました。もしキャンプに飽きたとしても、災害時にも使えるものばかりですので無駄にはなりませんし、ぜひキャンプにチャレンジしてみてはいかがでしょう